【酒蔵訪問】「かたふね」竹田酒造


【酒蔵訪問】「かたふね」竹田酒造

こんにちは新米唎酒師のみくです。
私は日本酒を飲むことが大好きです。それだけでなく酒造りの現場、酒蔵へ訪問することも楽しみのひとつです。玉城屋でご提供している日本酒がいったいどのように作られているのか勉強して参りました!

シリーズ第一回目は「かたふね」の竹田酒造さんです。
IWC(インターナショナルワインチャレンジ)2019SAKE部門の本醸造の部で「かたふね特別本醸造」がゴールドを受賞されました!さらに、部門最優秀酒に贈呈されるトロフィー賞も同時受賞されました。本当におめでとうございます!世界的に高い評価を受けている「かたふね」は、玉城屋の4代目山岸さんも大好きな銘柄です(^^♪そのクリーミーで優しい味わいを栗山シェフのお料理にペアリングしています。

この「かたふね」を作る竹田酒造さんは海沿いの町、上越市大潟にあります。玉城屋からは車で約1時間ほどで着きます。ショップを併設した酒蔵なので、海辺のドライブの途中にお立ち寄りいただければお土産の日本酒が買えますね!総生産量は450石と少量ですが、丁寧に作られた日本酒はアメリカにも輸出されているそうです。新潟清酒は淡麗辛口と評される通りすっきりした味が多いですが、竹田酒造の日本酒はマイルドで甘やかな味わいなので珍しいタイプだと思います。

私が最初にお伺いしたのは昨年の冬、ちょうど甑倒し(こしきだおし)の日でした。甑倒しとは仕込みの終盤を意味します。米を蒸す甑を片付けるため釜から下ろし、横に倒してきれいに洗うことが語源だそうです。
建物の奥に進んでいくと、酒蔵らしい風景が!タンクがぎっちりと詰め込まれているのが印象的でした。醪を混ぜる櫂入れをしている様子です。米や麹が溶けてどろっとしているので、櫂棒でかき混ぜるのは、見かけ以上に重労働です。
ぶくぶく泡がたっているのが分かるでしょうか?順調に発酵がすすんでいます(^^)
玉城屋では常時「かたふね」をご用意しています。ぜひお召し上がりください。

次回は「君の井」を作る 君の井酒造さん をレポートします!
(杵淵未来)

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