【酒蔵探訪】八海醸造 八海山酒蔵見学2♪「第二浩和蔵・雪室」
八海山の酒蔵見学、「浩和蔵・吟醸蔵」を南雲杜氏にご案内いただくという贅沢な時間の後は、魚沼の里の中へ車で移動し、「第二浩和蔵」へ。こちらは、普通酒と本醸造酒を醸す大規模空間。
高品質のものを、瓶ごとの味が変わらないように。。なかなかすごく難しいことですよね。
そして、八海山の特徴である「食中酒」としての、食事を邪魔せず、からだに染み込むお酒を目指すべく、 麹造りにおいて、あえて、麹菌の菌糸を生えさせ過ぎないようにしているそう。
奥が深い。。
ここでは、普通酒の出来立ての原酒を利かせていただきました。
正直、衝撃的に美味しかったです。いつもの普通酒とは全然違うパワフルさと旨み。
このまま販売されていたらいいのに、って少し思いましたが、 食中酒としてはたくさん飲み続けられないのも事実。 食中酒として、お料理とのペアリングには「本醸造酒や普通酒」が重要な役割を果たしているんです。
最近、無濾過生原酒がブームになっているせいか、全て無濾過生原酒で攻めてくる飲食店多いなって、思います。 もちろん美味しいので、お酒を楽しむには最高なんですが、お料理が負けてしまうことも多いですよね。
「お酒が主役」なのか「お料理が主役」なのか
二通りの楽しみ方の提案を始めてみました。
(⇒是非、【玉城屋旅館】へ(笑))
次は、八海山雪室へ。
ここからは一般の方も見学可能なエリアのご紹介♪
雪室というのは、雪によって夏でも一定の温度に保たれた天然の保管庫。
日本酒の「熟成」をさせる上でとても画期的な場所なんです。
ワインのように、日本酒にも熟成の概念が取り入れられてきて、世界に向けて、本当に幅広い日本酒ができてきています。
そして、なんと、本日、年に一度の雪入れの日。
かなりレアな日に見せていただきました。
こんな風に、雪室にどんどん雪をいれていきます。
夏まで雪がいっぱいっていうのは驚きですよね。
当館でも少しお出ししていますが、雪室はお野菜の甘味も増してくれるんです。
お次は、焼酎蔵へ。
八海山にも焼酎があるんです。
こんな感じで貯蔵されています。
小さい頃、タイムカプセル埋めた!って思い出のある方いますか?
あのわくわく感、すごいですよね。
実はここでは、未来に向けて焼酎のタイムカプセル、できちゃうんです。
メモリアル焼酎「面向未来」(めんこうみらい)。
ラベルにメッセージを書いて、5年後の二人へのプレゼント。
なんだか素敵じゃないですか?
最後は、麹カフェでまったりと。
この他にも、この「魚沼の里」の中は、見る場所がいっぱい!!
一般の方も体験できる社員食堂でのランチを食べて、
さとやさんでの美味しいバームクーヘンを食べて、
試飲コーナーで八海山のお酒を楽しんで、、、
魅力いっぱいのオススメスポット♪
また、魚沼の里での過ごし方についてもレポートさせていただきます^^
是非、行ってみてください。
【魚沼の里】
新潟県南魚沼市長森
[営業時間] 10:00~17:00
[定休日]なし(元日のみ)
六日町ICから車で20分。
五日町駅からタクシー10分(2,000円程度)